XM Tradingの追加口座開設と削除手順・ボーナス管理について徹底解説

XM Tradingでは、最大8つまで口座を開設することができます。一見するとそんなに複数の口座を持つ意味があるのかと思うかと思いますがその用途は様々です。

例えば、通貨ペア毎に口座を分けて管理したり、MT4とMT5の両方の口座を使ってみたい、または銀行出金の場合は、40万円以下だと手数料がかかるので、利益分を一時的にプールされておきたいなどです。

ここでは、追加口座の開設手順から口座の削除手順、ボーナス管理までを解説していきます。

XM Tradingの追加口座の使用用途と開設手順について

追加口座を開設することのメリットとは?

通常は1つの口座でトレードすることが多いと思いますし、国内FX業者の場合は、ほとんどが開設できる口座は1つのみです。その中でXM Tradingをはじめとする海外FX会社は、基本的に複数の口座を開設することができます。では、複数の口座を持つことのメリットは何でしょうか?

異なる口座タイプとMT4・MT5を選択することができる

XM Tradingの口座タイプは、スタンダード口座、マイクロ口座、Zero口座の3つのタイプがあり、それぞれの口座で取引プラットフォームとしてMT4・MT5の両方を選択して開設することができます。そのため、それぞれの口座タイプや取引プラットフォームを自由に選択して開設することができるので、どの口座タイプが向いているのかをお試し感覚で使うことができます。

複数の通貨ペアを口座毎に分けて運用することができる

例えば、USDJPYはA口座、EURUSDはB口座という感じで口座毎に資金を投入して使い分けることもできます。そうすることで通貨ペア毎に証拠金維持率を明確に把握することができたり、資金管理の上でも収支がわかりやすいことが挙げられます。また、A口座ではEAで自動売買、B口座では裁量トレードという感じで使用用途別に口座を分けて管理するということも可能です。

利益分を一時的にプールしておくことができる

A口座とB口座を持っていた場合、A口座でトレードを行って利益が出た場合、出金までの一時的な保管先としてB口座に利益分をプールしておくことも可能です。XM Tradingではトレード資金として入金した分については、同じ方法で出金が可能ですが、利益分については全て銀行送金で出金することになります。この時、40万円以下の場合は2,500円の手数料が発生します。

そのため、出金する場合は極力40万円以上の方が手数料が無料になるので、その金額に達するまで一時的にプールしておくと資金管理がしやすいです。特に単利運用型のEAを稼働させている場合、毎月利益分をプールしておいて、40万円以上の利益が貯まった時に手数料をかけずに出金するといった使い方もできます。

XM Tradingの口座タイプについて

前述の通り、XM Tradingではスタンダード口座、マイクロ口座、Zero口座の3つの口座タイプがあります。これら3つの違いは『取引ロットサイズと手数料の有無』で、さらにボーナスがもらえるか否かの違いです。そのため、基本的にはスタンダード口座が主流になり、マイクロ口座とZero口座は好みに合わせて選択する形になるので、追加口座を開設する場合も基本はスタンダード口座を作成しておけば間違いないでしょう。

より詳しく口座タイプを知りたい場合は下記の記事を参考にしてみて下さい。

XM Tradingの追加口座を開設する手順

XMTrading公式サイト:https://www.xmtrading.com/jp/

追加口座を開設するためには、まずXM Tradingの会員ページへログインします。

MT4/MT5口座番号と口座開設時に設定したパスワードを入力してログインします。

マイアカウントの概要の上の『追加口座を開設する』をクリックして下さい。

取引プラットフォームタイプ:「MT4」もしくは「MT5」どちらかを選択
口座タイプ:特定の理由がない限りスタンダードがおすすめ
口座の基本通貨:JPY
レバレッジ:1:888
口座ボーナス:はい、ボーナスの受け取りを希望します。

口座パスワード:XM TradingのサイトとMT4・MT5でログインするパスワードを設定
パスワード確認:設定した同じパスワードを入力

確認のチェックボックスにチェックを入れて『リアル口座開設』をタップします。

追加口座が開設されると、このように口座の情報(MT4またはMT5のIDとサーバー情報)が届きます。これで追加口座の開設は完了です。なお、追加した口座はすぐに利用することができます。

追加口座を削除する手順について

それでは次に口座を解約する時の手順です。口座の解約する場合は、マイページの『オプションを選択する』から『口座を解約する』をクリックします。

『取引口座を解約する』をクリックして下さい。

口座番号が記載されたメールが届きますので、メール内の『取引口座を解約する』をクリックします。

マイページに移動しますので、画面上で再度『取引口座を解約する』をクリックすると解約が完了します。

口座の解約は完了すると『XMTradingの口座を解約しました』というメールが届きます。

口座を解約すると、その口座の『年間取引報告書』を閲覧できなくなりますので、取引報告書が必要な場合は、解約前にダウンロードしておくようにしましょう。

資金移動の手順とボーナスの取扱いルールについて

資金移動と同率の割合でボーナスが移動する

口座から資金移動すると金額に応じて同じ割合ボーナスも移動します。例えば残高合計に対して50%の資金を移動するとボーナスも50%分が移動しますので、ボーナスの減少を加味して移動する必要があります。

例)取引口座内が『残高20万円・クレジット10万円』の状態で10万円(残高の50%)を資金移動した場合

口座残高:20万円から10万円を資金移動(残高の50%を資金移動)▶︎ 残高合計10万円
クレジット:10万円から5万円が移動(移動した比率と同じ50%が移動する)▶︎ 5万円分が移動

ボーナスが消滅する移動先口座に注意する

ボーナス付与の対象外であるZero口座やボーナスの受け取りを拒否している口座へ資金を移動すると、資金自体は問題なく移動できますが移動した分のボーナスについては消滅してしまいます。

消滅してしまったボーナスは復活することはありませんので、事前に資金移動先の取引口座がボーナスの受け取り対象であることを確認してから資金移動をするようにしましょう。

ボーナスが消滅する資金移動先の口座

■Zero口座
■ボーナスの受け取りを拒否した口座

複数の口座間での両建てポジションに注意する

XM Tradingでは、同一口座内での両建てポジションはOKですが、別口座や他のFX業者との両建ては禁止しています。両建てとは同数量のロング(買い)ポジションとショート(売り)ポジションを同時に保有することです。例えば、1ロット分のロングポジションを持った後に、そのロングポジションを決済せずに1ロット分のショートポジションを保有するといった感じです。

これを同一口座内でならOKですが、例えばA口座で1ロットのロングポジションを、B口座で1ロットのショートポジションを保有すると不正行為とみなされてしまいますので注意するようにして下さい。

追加口座に資金移動をする時の手順

マイアカウントの概要の上の『資金振替』をクリックして下さい。

『入金口座ID』を選択し、『入金額』を入力して『リクエスト送信』をクリックして下さい。

資金振替リクエストが実行されて資金移動先の口座へ即時反映されます。

資金移動が完了すると『内部送金に関するお知らせ』というメールが届きます。メール内には、資金移動においての出金口座情報と入金口座情報が記載されており、どの口座に資金移動したかの確認が可能です。

XM Tradingの追加口座と資金管理について

このように追加口座を簡単に開設できるのがXM Tradingをはじめとする海外FX会社のメリットでもあります。また、複数の口座間で資金移動が可能な上にボーナスも一緒に移動できるので、使い方によっては入金ボーナス用の口座やEA稼働専用の口座、またXMポイント(XMP)のランクアップ用としてマイクロ口座を開設しておくなど、自由度が高くいろんな使い方ができます。

すでにXM Tradingの口座を持っている方もこれから新規に口座開設をする方も、複数の口座を持っていても損はないと思いますので、ぜひこの機会にXM Tradingで口座を開設してみてはいかがでしょうか。