XM Tradingでの取引時間は?夏時間はいつからいつまでなのか?

XM Tradingでは、FX通貨ペアやGOLD、その他のCFD銘柄によってトレードできる取引時間が異なるだけでなく、夏時間(サマータイム)と冬時間や年末年始などでそれぞれ取引時間が変わって来ます。

また、MT4・MT5での表示時間においてもXM Tradingの本拠地が置かれているキプロスを基準なため、日本時間ではなく時差があるので分かりにくい面もあります。

ここでは、各金融商品毎の取引時間やMetaTraderでの表示時間について詳しく解説していきます。

XM Tradingの夏時間(サマータイム)と冬時間について

欧米ではメジャーな夏時間(サマータイム)とは?

夏時間(サマータイム)は、日本ではあまり馴染みのない制度ですが、欧米ではメジャーなものとして取り入れられており、日照時間が長くなる3〜10月の期間で時間を1時間早めて日中の時間を有効活用するためのものです。これに伴いXM Tradingでも夏時間と冬時間を切り替えて取引時間を設定しています。

取引時間における夏時間と冬時間の切替えタイミング

夏時間と冬時間の切替えタイミングは各国で異なるのですが、XM Tradingではイギリスのサマータイムを採用しており、切替えのタイミングもそれに因んで『3月最終日曜日午前1時~10月最終日曜日午前1時まで』が夏時間、それ以外の期間が冬時間となります。

XM Tradingの夏時間:3月最終日曜日午前1時~10月最終日曜日午前1時

XM TradingのMT4・MT5の表示時間について

GMT(グリニッジ標準時)とXM Tradingのチャート表示時間

GMTとは『Greenwich Mean Time』の略で、イギリスのグリニッジ天文台を基準とした世界標準時のことで、XM TradingのMT4・MT5のチャート表示時間は夏時間が『GMT+2』、冬時間が『GMT+3』で表示されています。ちなみに、日本の場合はGMT+9なので、夏時間の時期はMT4・MT5の表示時間に6時間を、冬時間の時期は7時間を足すと日本時間になります。

2021年3月24日11:56のMT4チャート

2021年3月24日11:56のMT4チャートを例にすると、チャート上では4:56と表示されていますがPC側の時刻は11:56を示しています。2021年3月24日は冬時間の時期なのでMT4上の時間に7時間を足すことで日本時間の11:56になるというわけです。ちなみに、夏時間の時期なら6時間に足すと日本時間になります。

MT4に日本時間を表示させるインジケーターとは?

MT4・MT5での表示時間は、あくまで提供しているFX会社のサーバーが置かれている国や地域の時間帯に依存しますので、その表示自体を自由に変更することはできません。そのため、チャート上に日本時間を表示したい場合は、専用のインジケーターをインストールする必要があります。

今回紹介するのは『JPN_Time_SubZero』というインジケーターで、このインジケーターをMT4・MT5にインストールすることでチャート上に日本時間を表示してくれます。

■JPN_Time_SubZero:インジケーターのダウンロードはこちら

JPN_Time_SubZeroのインストール手順

ダウンロードした『JPN_Time_SubZero』のファイルを『ファイル』▶︎『データフォルダを開く』へ進み『indicators』のフォルダ内にドラッグまたはコピー&ペーストで移動させます。

『JPN_Time_SubZero』をチャート上へドラッグ&ドロップします。

『Time_difference』で夏時間なら6、冬時間なら7を入力し、表示させたい項目を『true』にします。

表示中のチャートに設定した日本時間の日付や時刻が表示されます。

XM TradingのFX・CFD取引におけるトレード可能時間帯について

XM Tradingでは、FX通貨ペア以外にもGOLDやSILVER、原油や株価指数などのCFD銘柄がトレード可能ですが、各銘柄によってトレード可能時間が異なります。

ここではFXとGOLDやSILVER、その他のCFD銘柄に分けて主な銘柄の取引時間をまとめました。

57種類のFX通貨ペアの取引時間

表示時間夏時間での取引時間冬時間での取引時間
日本時間月曜日06:05~土曜日05:50月曜日07:05~土曜日06:50
MT4・MT5表示時間月曜日00:05~金曜日23:50月曜日00:05~金曜日23:50

FX通貨ペアでは、土日を除いて月曜の早朝から土曜の朝方までいつでもトレードが可能ですが、夏時間や冬時間などの期間によって取引可能時間が異なります。

夏時間(サマータイム)期間では、日本時間で月曜日06:05~土曜日05:50、冬時間では月曜日07:05~土曜日06:50です。ただし、MT4・MT5上での表示時間は、夏時間や冬時間に関係なく月曜日00:05~金曜日23:50の表示になることに注意が必要です。

RUB(ロシアルーブル)を含む通貨ペアは時間帯が異なる

あまりメジャーな通貨ペアではないので、ほとんどトレードする機会はないと思いますが、USDRUB(米ドルロシアルーブル)やEURRUB(ユーロロシアルーブル)は、他の通貨ペアと取引時間が異なります。

夏時間:月曜日15:05~金曜日23:55(日本時間)
冬時間:月曜日16:05~土曜日24:55(日本時間)

GOLD・SILVERの取引時間

商品銘柄夏時間での取引時間冬時間での取引時間
GOLD月曜日06:05~土曜日05:50
メンテナンス:05:55~06:05
月曜日07:05~土曜日06:50
メンテナンス:06:55~07:05
SILVER月曜日06:05~土曜日05:50
メンテナンス:05:55~06:05
月曜日07:05~土曜日06:50
メンテナンス:06:55~07:05

CFD銘柄の中でも人気の高い貴金属のGOLDとSILVERは、FX通貨ペアとは違い、毎朝1時間ほどメンテナンスの時間があります。この間はチャートも止まりますのでエントリーや決済など一切の注文はできません。

その他のCFD銘柄の取引時間

貴金属以外のCFD銘柄は、ココアやコーヒーなどの商品先物、ナスダックや日経225などの株価指数、原油などのエネルギー銘柄がありますが、これらも貴金属銘柄と同様にメンテナンスの時間があります。

商品(コモディティ)の取引時間

商品銘柄夏時間での取引時間冬時間での取引時間
COCOA(ココア)月曜日16:50~土曜日01:25
メンテナンス:1:25~16:50
月曜日17:50~土曜日02:25
メンテナンス:02:25~17:50
COFFEE(コーヒー)月曜日16:20~土曜日01:25
メンテナンス:1:25~16:20
月曜日17:20~土曜日02:25
メンテナンス:02:25~17:20
SUGAR(砂糖)月曜日15:35~土曜日00:55
メンテナンス:00:55~15:35
月曜日16:35~土曜日01:55
メンテナンス:01:55~16:35
XMTrading公式サイト・コモディティ取引:https://www.xmtrading.com/jp/commodities

株価指数の取引時間

商品銘柄夏時間での取引時間冬時間での取引時間
US100(ナスダック)月曜日06:05~土曜日04:10
メンテナンス:04:15~04:30
04:55~06:05
月曜日07:05~土曜日05:10
メンテナンス:05:15~05:30
05:55~07:05
JP225(日経225)月曜日06:05~土曜日04:10
メンテナンス:04:15~04:30
04:55~06:05
月曜日07:05~土曜日05:10
メンテナンス:05:15~05:30
05:55~07:05
US30(NYダウ)曜日06:05~土曜日04:10
メンテナンス:04:15~04:30
04:55~06:05
月曜日07:05~土曜日05:10
メンテナンス:05:15~05:30
05:55~07:05
XMTrading公式サイト・株価指数取引:https://www.xmtrading.com/jp/equity-indices

エネルギーの取引時間

商品銘柄夏時間での取引時間冬時間での取引時間
BRENT(原油)月曜日08:05~土曜日04:10
メンテナンス:05:55~08:05
月曜日09:05~土曜日05:10
メンテナンス:06:55~09:05
NGAS(天然ガス)月曜日06:05~土曜日04:10
メンテナンス:04:55~06:05
月曜日07:05~土曜日05:10
メンテナンス:05:55~07:05
OIL(WTI原油)月曜日06:05~土曜日04:10
メンテナンス:04:55~06:05
月曜日07:05~土曜日05:10
メンテナンス:05:55~07:05
XMTrading公式サイト・エネルギー取引:https://www.xmtrading.com/jp/equity-indices

XM Tradingのトレード可能時間帯についてのFAQ

Q1:土日や祝祭日など取引可能時間以外はどうなりますか?

取引時間以外の土日は新規注文や指値注文・決済などの操作は一切できません。また、祝祭日についてはその国々によって異なるため、基本的には取引は可能です。例えば、日本では大型連休といえばゴールデンウィークですが、これはあくまで日本のみの連休なので、ゴールデンウィーク中でも平日は取引が可能です。

ただし、5月1日など祝日が被っている日には、特定の銘柄で取引時間に変更になる場合がありますが、その際は事前にメールでお知らせが来ますので、メールのチェックを欠かさずに行うようにして下さい。

Q2:クリスマス・年末年始・お盆の時期はトレードは可能ですか?

クリスマス時期から年末年始に欠けては、休場になる日と取引時間の変更になる日があります。具体的には12/25と1/1は基本的に休場となり、それ以外の日は取引時間の変更や特定の銘柄のみ変更になったりしますので、その場合も事前にメールでお知らせが届くので必ずチェックするようにしましょう。

なお、お盆については日本特有のものなので、休場になるようなことはなく平常通り取引が可能です。

Q3:取引可能時間以外にレートは動いたりします?

土日やCFD銘柄のメンテナンス時間は、基本的にレートは動かない状態となりますが、週末閉場前の10分間や週明け開場後5分間は、注文や決済ができないにも関わらずレートは動いている状態になります。

例えば、FX通貨ペアでは、以下の時間帯にこの状態になるので覚えておくと良いです。

月曜日の7時00分~7時05分(夏時間は6時00分~6時05分)
土曜日の6時50分~7時00分(夏時間は5時50分~6時00分)

なお、レートは動いていても営業時間外となりますので、一切の操作はできない状態になるので、週末にポジションを持ち越したくない場合や週明けの窓開きを狙ったトレードをしたい場合は注意が必要です。

Q4:トレードには向かない時間帯などはありますか?

トレードに向かない時間帯とは、基本的にボラティリティが低くあまり値動きがない時間帯です。主に深夜2時以降から朝方5時あたりは、市場参加者も少ないため値動きも少なく、さらに朝方は特にスプレッドが開く傾向にあるので、このような時間帯に新規ポジションを保有するのはあまりおすすめできません。

Q5:おすすめのトレード時間帯はいつですか?

世界の為替市場主要取引時間帯
オセアニア市場
【ニュージーランド・オーストラリア】
04:00〜15:00
東京市場
【日本・香港・シンガポール】
08:00〜17:00
ロンドン市場
【ロンドン・ユーロ圏】
15:00〜翌2:00
ニューヨーク市場
【アメリカ全域】
21:00〜翌6:00

利益が見込める優位性の高いトレードを行うためには、市場参加者が多くトレンドの方向性が出やすい時間帯がベストです。表は世界の為替市場の主要な時間帯を表していますが、この中で最も取引高が活発になるのは、ロンドン市場とニューヨーク市場が被る時間帯、つまり21:00〜翌2:00がベストです。

この時間帯では、主要な経済指標発表やロンドンフィックスなど動きが活発になるイベントが多く為替のゴールデンタイムとなっているので、値動きの流れも掴みやすくトレードにはおすすめの時間帯です。

このようにトレードしやすい時間帯とそうではない時間帯というのがあります。これら取引時間帯をうまく活用して、早速XM Tradingでトレードを行ってみてはいかがでしょうか?!