XM Tradingの手数料はいくらかかるのか?【8つのパターンを徹底解説】
他の海外FX会社でもそうですが、XM Tradingでも取引口座から出金する時やトレードにおけるスプレッドやスリッページ、スワップポイントなど普段はあまり気にならない部分にも実は手数料がかかっています。
とはいえ、基本的に口座を開設しただけでは手数料はかかりませんし、入金や出金においても手順を変えるだけで手数料を抑えることができたりすることもあります。
ここでは、どんな時に何の手数料がかかるのか、XM Tradingの手数料について解説していきます。
目次
- 1 XM Tradingで掛かる手数料の詳細について
- 2 XM Tradingの手数料①『スタンダード口座・マイクロ口座』のスプレッド
- 3 XM Tradingの手数料②『Zero口座』に対する取引手数料
- 4 XM Tradingの手数料③ マイナススワップポイント
- 5 XM Tradingの手数料④ トレードにおけるスリッページ
- 6 XM Tradingの手数料⑤ 口座に入金する際の入金手数料
- 7 XM Tradingの手数料⑥ 口座から出金する際の出金手数料
- 8 XM Tradingの手数料⑦ 休眠時の口座維持手数料
- 9 XM Tradingの手数料⑧ 他通貨口座間の資金振替手数料
- 10 手数料の補填だけではなく魅力的なボーナスを最大限に活用する
XM Tradingで掛かる手数料の詳細について
XM Tradingで掛かる手数料は、大きく分けてトレードに対して掛かる手数料と入金や出金時などの口座を利用するために掛かる手数料があります。また、新規アカウント登録や口座開設における手数料は一切かかりませんし、トレードに使用するMT4・MT5などのプラットフォーム使用料はもちろん無料です。
XM Tradingの手数料①『スタンダード口座・マイクロ口座』のスプレッド
XM Tradingのみならず、基本的にFXの取引ではスプレットが発生します。スプレッドとは、買値と売値の差のことで、この差がトレーダーにとってコストとなり、FX会社側の儲けとなります。XM Tradingでは、スタンダード口座とマイクロ口座でスプレッドが設けられています。
主要通貨ペア | スタンダード・マイクロ口座 | Zero口座 |
---|---|---|
USDJPY | 1.6pips | 0.1pips |
EURUSD | 1.7pips | 0.1pips |
EURJPY | 2.3pips | 0.4pips |
このように、各通貨ペアごとにスプレッドが設けられていますが、これらは平均的なスプレッド幅ですので、指標発表時や早朝の時間帯などではこの幅よりも広くなる傾向にあります。
また、Zero口座はスタンダード口座やマイクロ口座に比べてスプレッドが狭くなっていることが分かると思います。このことからも分かるように、スタンダード口座やマイクロ口座は取引手数料やボーナスを受け取ることができる代わりにスプレッドが広めに設定されており、逆にZero口座では、スプレッドが狭い代わりに取引手数料が発生したり基本的にボーナスの受け取りが対象外というわけです。
■スタンダード口座・マイクロ口座:スプレッドが広い▶︎取引手数料が無料+各種ボーナス付与
■Zero口座:スプレッドが狭い▶︎取引手数料が発生+ボーナス付与はなし
XM Tradingの手数料②『Zero口座』に対する取引手数料
口座タイプはスタンダード口座・マイクロ口座・Zero口座の3種類がありますが、前述の通りこの中で取引手数料が発生するのは『Zero口座』です。Zero口座は、スプレッドが狭く設定されている代わりに取引手数料が発生及びボーナスが受け取れないようになっています。
なお、Zero口座に対する取引手数料は、取引プラットフォームによっても手数料の徴収方法が異なり、MT4では1ロットあたり往復手数料10ドル、MT5では片道5ドルずつとなります。
とはいえ、それぞれの口座で手数料が差し引かれるタイミングが異うだけで、エントリー時に往復分をまとめて徴収されるのか、エントリー時と決済時でそれぞれ徴収されるのかの違いだけなので、どちらも1ロットあたり10ドルの手数料がかかるということに変わりはありません。
■MT4口座:1ロットあたりエントリー時に10ドルの往復手数料が徴収される
■MT5口座:1ロットあたりエントリー時に5ドル、決済時に5ドルの手数料が徴収される
XM Tradingの手数料③ マイナススワップポイント
スワップポイントとは、各国の政策金利の差によってFX会社が独自に定めている数値のことで、スワップポイントは毎日付与されます。また、金利の高い通貨を買って金利の低い通貨を売るとスワップポイントが受け取れます(プラススワップ)が、その逆ならスワップポイントの支払い(マイナススワップ)になります。
例えば、USDJPY(米ドル円)のトレードにおいて、アメリカの政策金利が2.00%程あった時は、USDJPY(米ドル円)のロングポジション(米ドルを買って日本円を空売り)の場合、日本円の金利よりもアメリカの金利の方が高いので、プラスのスワップポイントが付き、逆のショートポジション米ドルを空売りして日本円を買い)の場合ならマイナススワップとなっていました。
ですが、2021年現在はアメリカの政策金利も0.25%程まで下がっているため、USDJPY(米ドル円)は、ロング・ショートどちらもマイナスのスワップに設定されており、EURUSDなど他の主要通貨においてもそのほとんどがマイナススワップとなっています。
また、水曜日から木曜日に日を跨ぐ場合は、3日分のスワップがマイナスされます。
主要通貨ペア | ロングスワップ(買い) | ロングスワップ(売り) |
---|---|---|
USDJPY | -2.1 | -3.7 |
EURUSD | -5.69 | -0.89 |
EURJPY | -4.98 | -1.98 |
支払いタイミングはMT4・MT5の表示時間で日付が変わる瞬間
スワップポイントが発生するのは、日を跨いでポジションを持ち越した場合のみです。これをロールオーバーと言いますが、日を跨ぐといっても日本時間で12時というわけではなく、MT4またはMT5の表示時間に依存します。このタイミングは、夏時間(サマータイム)と通常の冬時間によって変わってきます。
なお、MT4・MT5の表示時間は、日本時間と7時間(夏時間は6時間)の時差があるので注意しましょう。もしスワップポイントを支払いをしたくない場合は、日を跨がずにポジションを決済すると良いです。
■夏時間:朝の5時59分から6時に変わるタイミング(3月第2日曜日~11月第1日曜日)
■冬時間:朝の6時59分から7時に変わるタイミング(11月第1日曜日~3月第2日曜日)
XM Tradingの手数料④ トレードにおけるスリッページ
スリッページとは、注文を発注した時のレートと実際に約定されたレートにズレが生じた場合に発生するコストのことです。特に相場が急変した時や指標発表時などに起こりますが、XM Tradingでは、注文の99.35%は1秒以内で約定するとアピールしており、ほとんどの場合スリッページが発生することはありません。
例)USD JPY(米ドル円):105.00円で買いエントリー注文して約定価格が105.02円
0.02円(=2銭)の誤差(スリッページ)が発生し、トレーダー側が不利な状況になる
指標発表時の前後では多少スリッページが発生することも
普段のトレードではほとんど気にすることはありませんが、雇用統計などの経済発表や大統領選など大きなイベント時は、相場も急変動も多々あることから、多少のスリッページは覚悟する必要があります。
とはいえ、スリッページによって不利になる場合もありますが、逆に有利にはたらくこともありますので、そこは個々の判断になりますが、もしスリッページを気にする場合は、指標発表時など予め相場の急変動が予想される場面では、トレードを控えるようにしましょう。
XM Tradingの手数料⑤ 口座に入金する際の入金手数料
XM Tradingへの入金方法は6種類あり、クレジットカードやオンラインウォレットは無料、国内銀行送金も入金額が1万円以下の場合は980円の手数料が発生しますが、基本的には無料です。
入金方法 | 入金手数料 | 最低入金額 |
---|---|---|
国内銀行送金 | 無料 *1 | 10,000円 *1 |
VISAカード | 無料 | 500円 |
JCBカード | 無料 | 10,000円 |
bitwallet | 無料 | 500円 |
STICPAY | 無料 | 500円 |
BXONE | 無料 | 500円 |
*1)1万円未満の入金は980円の手数料が発生します。また、振込手数料はユーザー負担になります
*2)銀行営業時間内に手続きを行なった場合の反映時間です
国内銀行送金では振込手数料がかかる
銀行口座からXM Tradingへ入金する場合、入金額が1万円以上であれば入金手数料は無料ですが、普段通り公共料金を支払う時や他人に振り込む時と同じように、銀行の振込手数料は別途発生します。
なお、入金額が1万円以下の場合は、振込手数料に加えて入金手数料の980円が発生するのでご注意下さい。
オンラインウォレットへの入金には手数料がかかる
オンラインウォレット | 入金手数料 |
---|---|
bitwallet | クレジットカード(VISA・Master):入金額の8% クレジットカード(AMEX・JCB・Diners・Discover):入金額の8.5% 国内銀行送金(みずほ銀行):キャンペーン中につき無料 |
STICPAY | クレジットカード(VISA・Master):入金額の3.85% 国内銀行送金:入金額の2% |
BXONE | 銀行送金&仮想通貨での入金:無料 |
bitwalletやSTICPAYなどのオンラインウォレットからXM Tradingへ入金する場合の手数料は無料で、しかも入金手続き後は即時反映されますが、オンラインウォレット自体に入金する際、それぞれのオンラインウォレット側で設定された料率で手数料がかかります。
XM Tradingの手数料⑥ 口座から出金する際の出金手数料
XM Tradingから出金する方法は全部で5種類で、すべての出金方法で無料での出金が可能です。ただし、受け取り銀行側やオンラインウォレット側では手数料が発生するので注意しましょう。
出金方法 | 出金手数料 | 最低出金額 |
---|---|---|
銀行送金 | 1,500円〜5,000円 *1 | 10,000円 |
クレジットカード(VISAのみ) | 無料 | 500円 |
bitwallet | 無料 | 500円 |
STICPAY | 無料 | 500円 |
BXONE | 無料 | 500円 |
*1)受け取り銀行によってリフティングチャージがかかる場合があります
なお、銀行送金については、『リフティングチャージ』以外に『受け取り手数料』がかかる場合もあり、銀行によっても料金が違うので出金先の銀行の手数料を事前に確認しておきましょう。ちなみに、当方ではNEOBANK(住信SBIネット銀行)をメインバンクとしておりますが、その際の手数料は2,500円でした。
銀行送金での出金は『国内銀行送金』に変更されたため、銀行での各種手数料は掛からず、40万円以上の出金は無料、それ以下の出金は2,500円の手数料という形式に変更されました。
クレジットカードでの手数料は完全無料
クレジットカードへの出金における手数料は一切かかりませんが、利益分の出金については海外銀行送金になりますので、その際にリフティングチャージとして1,500円〜5,000円の手数料がかかります。
オンラインウォレットからの出金は手数料がかかる
オンラインウォレットへ出金する場合、オンラインウォレットへの出金は無料ですが、オンラインウォレットから自身の銀行口座へ出金する場合は、各オンラインウォレットごとに出金手数料がかかります。
オンラインウォレット | 出金手数料 |
---|---|
bitwallet | 一律777円 |
STICPAY | 600円+出金額の2.5% |
BXONE | 銀行送金:500円/仮想通貨:無料 |
XM Tradingの手数料⑦ 休眠時の口座維持手数料
XM Tradingでは、90日間、トレードや入出金がない場合は休眠口座扱いとなります。その際、維持手数料として毎月5ドルの手数料が差し引かれます。
ただし、口座に残高がない場合は手数料の5ドルは徴収されませんので、しばらく利用する予定がない場合は出金や別の口座へ資金移動をするなりして口座残高をゼロにしておきましょう。
XM Tradingの手数料⑧ 他通貨口座間の資金振替手数料
XMTradingの取引口座は、基本通貨を日本円(JPY)ドル(USD)ユーロ(EUR)の中から選択して最大8つまで開設することができます。あまり事例としては少ないかもしれませんが、基本通貨が違う口座を開設し、通貨の異なる口座間で資金移動をすると移動した金額に対して0.3%の手数料が発生します。
手数料の補填だけではなく魅力的なボーナスを最大限に活用する
一見すると多くの手数料が掛かってしまうように思うかもしれませんが、それを補填するのがXM Trading独自の魅力的なボーナスです。口座開設ボーナスや入金ボーナス、トレードの取引数量(ロット数)に応じて半永久的に付与されるXMポイント(XMP)など、XM Tradingでは様々なボーナスが用意されています。
また、ボーナスは手数料を補填するだけでなく、証拠金として使用できますので、少資金でもトレードで大きく稼げる可能性もあります。これらのボーナスを活用してXM Tradingでトレードしていきましょう!