XM Tradingでの出金拒否?出金できない原因と対処法まとめ

XM Tradingのみならず、海外FX会社を利用すると『出金拒否されて出金ができなかった』ということを聞いたことがあると思いますが、それはほとんどの場合、きちんとした手順で出金しなかったか、または出金ルール自体を把握していなかったかのどちらかです。

とはいえ、出金ルールが少々複雑だったりしますので、勘違いからあたかも出金拒否されたかのように感じてしまうことも事実です。そのため、ここでは出金できない7つの原因と対処法について詳しくまとめましたので、実際に出金できなかった時の参考にしてみて下さい。

XM Tradingで出金できない原因と対策について

出金できない原因を解説する以前の前提としての話になりますが、そもそも規約違反をしていたり禁止事項に抵触している場合は出金ができません。とはいえ、利用規約については基本的に英語で書かれています。

そのため、普段はあまり目を通すこともないかと思いますので、まずは禁止事項に抵触していないかを確認してみて下さい。なお、主要な禁止事項については以下に記載しております。

■複数口座間または別業者間での両建て行為
■窓開けまたは経済指標時のみを狙ったトレード
■何らかの方法で口座開設ボーナスを重複または入金ボーナスを上限額以上受け取る不正行為
■別の取引口座との両建てや他業者を利用しての両建てまたは裁定取引(アービトラージ)

証拠金維持率が150%以下になるような金額での出金

XM Tradingでは、ポジジョンを保有している状態でも出金が可能ですが、証拠金維持率を平日は150%以上、土日は400%以上をキープする必要があります。

出金直後に思わぬ相場の急変によりロスカットが執行されるのを防止する目的で実施しているルールですので、ポジション保有中の場合は、証拠金維持率を考慮して出金額を決めるようにしましょう。

出金処理できない銀行を選択している

2020年末に銀行送金での出金は、海外銀行送金から国内銀行送金に変更されました。以前は出金処理ができない銀行は5つでしたが、国内銀行送金に変更されても以下の銀行は出金できない銀行になります。

また、国内銀行送金へ変更はされましたが、出金の際にはSWIFTコードが必要になります。そのため、SWIFTコードがない銀行への出金はできませんが、入金した時の銀行と出金する時の銀行は別でも構いませんので、例えばSWIFTコードがない銀行から入金した場合は、別の銀行に出金すれば問題はありません。

■ゆうちょ銀行
■ジャパンネット銀行
■セブン銀行

出金ルールにおける優先順位に準じていない

入金方法が一つの場合の出金方法は、基本的に入金方法と同じルートで出金され、利益分は全て銀行送金となりますが、複数の方法で入金をした場合の出金順序は以下のようになります。

そのため、クレジットカードやオンラインウォレットで出金の限度額(入金額と同額)が残っている場合は、以下の順序に基づいて出金申請を行うことになります。

優先順位1:クレジットカード(VISAカード)
優先順位2:オンラインウォレット(bitwallet・STICPAY・BXONE)
優先順位3:国内銀行送金

なお、複数の方法で入金した場合には、一旦銀行送金を選択して出金申請することで自動的に優先順位に従って出金処理をしてくれますので、入金した順番を覚えておかなくても大丈夫ですが、どのように出金処理がされるかを事前に把握しておくと後に混乱を招くことはないかと思います。

銀行送金以外の入金に対しての利益分の出金は不可

XM Tradingでは、トレードで得た利益分を出金できる方法は銀行送金のみです。そのため、クレジットカードやオンラインウォレットで入金した場合は、入金額まではそれぞれのクレジットカードやオンラインウォレットにそのまま出金できますが、利益分については銀行送金で出金しなければいけません。

また、クレジットカードの出金期限は原則3ヶ月ですので、それ以降に出金申請を行うと入金額以下の出金だったとしてもクレジットカードへは出金できません。その場合は、全て銀行送金での出金になります。

他人または家族名義の口座へ出金しようとしている

銀行口座を含め、オンラインウォレットのアカウント口座の名義は、取引口座と一致していない場合は出金できません。そのため、他人名義の口座を含め、家族名義にも出金はできません。

また、結婚等で苗字が変わった場合も旧姓名義の口座には出金ができませんし、姓と名を逆に入力したり、スペルミスでも出金できない場合がありますので、出金申請の際には慎重に入力するようにして下さい。

出金処理にかかる期間を間違えている

送金方法着金までの時間出金限度額
銀行送金2~5営業日無制限
クレジットカード(VISA)2営業日〜1ヶ月程度入金額と同額
bitwallet即時~24時間以内入金額と同額
STICPAY即時~24時間以内入金額と同額
BXONE即時~24時間以内入金額と同額

出金方法に応じて着金までの日数は変わります。特に出金にかかる時間が一番長いのはクレジットカードでの出金です。なお、出金にかかる日数は、XM Trading側での出金処理の完了日からの計算になります。

出金にかかる日数に違いがあるため、着金がないことで出金拒否を受けたと勘違いされるケースが一定数ありますが、もし日数を過ぎても着金の確認ができない場合は、サポートセンターに問い合わせてみて下さい。

サポートセンター問い合わせ先:support@xmtrading.com

クレジットボーナス自体の出金は不可

クレジットボーナスは、現金と同じように証拠金として利用が可能ですが、これはあくまでボーナスですので、クレジットボーナス自体を出金することはできません。出金する際は『残高』の範囲内で出金するようにしましょう。なお、出金すると残高の合計に対して出金した金額の割合に応じてボーナスが消滅します。

例)取引口座内が『残高10万円・クレジット2万円』の状態で5万円(残高の50%)を出金した場合

口座残高:10万円から5万円を出金(残高の50%を出金)▶︎ 5万円
クレジット:2万円から1万円が消滅(出金率と同じ50%が消滅)▶︎ 1万円

XM Tradingの信頼性と安全性について

これまで出金できない原因と対処法をまとめて来ましたが、ほとんどの場合、これらの項目に該当する内容によって出金がスムーズにできていないことが理解できたと思います。確かに日本に進出している海外のFX会社の中には、過去に出金拒否を行っていた事例もありますが、そもそも、FX会社側が故意に出金拒否をしたところで得をするのは一時期だけで、長い目で見ればデメリットの方が遥かに多いというのが実情です。

信託保全による顧客資産の分別管理

また、顧客から預かった資金についても完全信託保全ではありませんが分別管理を徹底しています。分別管理先もイギリス3大銀行の一つであるバークレイズ銀行で、XM Trading側の運営資金とは別で管理されているので、顧客資金を流用することができないようになっています。

顧客の資金はAIG保険により補填

さらに、AIG保険の加入により万が一倒産するようなことがあったとしても、顧客資金に対して保険金も下りるため、わざわざ出金拒否をして信用を失うようになことをしても全く意味がありませんので、預けた資金はほぼ100%間違いなく戻ってくると考えて良いでしょう。

XM Tradingで出金拒否されることはない

このように、顧客の資金に対してしっかりと管理されているのは事実ですし、XM Tradingは世界中で金融ライセンスを取得しているグローバル企業です。

そのため、結論を申し上げると『きちんとしたルールに基づいたトレードによって得た利益を、きちんとした出金ルールに基づいて出金申請すれば、出金拒否されるようなことは100%あり得ない』ということです。

これまで出金拒否について疑念があり、口座開設に踏み切れていなかった場合は、こちらから口座開設をして頂き、安心安全に心おきなくXM Tradingでトレードして頂けたらと思います。